
法人全体として、一般職員が、論理的に考え、企画立案するスキルの重要性が増してきたため、数百人規模の人数で実施できる、適切なプログラムを探していた企業様の「まなラン」導入事例をご紹介します。
一般職員約600人全体を通じて、論理的に考え、企画立案するスキルの重要性が増してきたため、法人全体で課題意識が高まっていました。ただ、部署、役職、拠点もバラバラな、この人数規模の社員に対して、どのような強化プログラムを実施するのが良いか、と考えていました。
一般職員に対しては、すでにサイコム・ブレインズのものではない、他社の映像講座の見放題サービスを導入していました。今回、サイコム・ブレインズの『まなラン®』プログラムを紹介いただいた時に、インプットだけでなく、学んだことを使ってみることができる、アウトプットの場が用意されている、という点に大きな魅力を感じました。また、1日に凝縮して学ばせるスタイルではなく、1つ1つステップを踏むように、短い時間で学ぶことを繰り返す学習スタイルは、受講者の心理的、物理的な負担が軽く、多忙な業務の合間でも取り組んでもらいやすそうだと考え、採用してみることにしました。
まず、受講必須ではなく、手上げ式の公募で、「自己研鑽のための学びの場を持つことができる」というオプション的な位置づけで、トライアル導入してみることにしました。受講対象となる一般職員約600人のうち70人が希望し、受講してくれました。このプログラムには、1回1時間のミニワークショップが複数回開催されることが予定されていましたので、開催時間帯を、どの業務、部署でも参加できそうなランチタイムの時間帯にしました。
1日研修と違い、拘束時間が短く、社員にとって重くない点がとても良かったと感じています。短時間のワークショップをランチタイムに実施したので、受講者も参加しやすかったようです。映像講座は、講義内容も分かりやすく、1つ1つの動画が細かく分割されているので、すき間の時間を使って視聴を進めることができたようです。また、映像を見るだけでなく、見た後、すぐにアプトプットする機会が用意されているのが非常に効果的だったと思います。結果として、手上げ式で実施したこともありますが、学び合いの場であったチャット投稿の量も多く、5回開催されたワークショップへの参加率も、最後まで高い状況でした。やはり、実際に導入してみて、改めて、インプットの場は提供できていたものの、アウトプットの場は提供できていなかった、ということに気づきました。受講者に実施したアンケートからも、アウトプットの場があると良い、という声が多く、ニーズがあることが、よく分かりました。
1つ目は、ワークショップが実践に特化しているので、「練習できる量が多い」という点です。前述の通り、社員が学んだ知識を「アウトプットできる場」を求めている、ということが明らかになった点も、非常に良かったと思っています。2つ目は、社員にとって拘束時間が短く、負担感なく参加できるプログラムだった点です。論理的思考力について学ぶ期間が一定期間続くことや、映像講座の見放題サービスが付随していたことで、「学びを継続しよう」という意識や意欲が醸成されたように思います。3つ目は、パッケージ・プログラムだったので、研修事務局としても、導入と運営の負担感がなく、多くの受講者に、速やかに「学びの機会」を提供することができたことです。受講者からのアンケート結果が非常に良く、大きな手ごたえを感じています。
今回の結果を踏まえて、来期は、本プログラムのリピート開催と、アンケート結果から希望が多かった「ファシリテーション」「任せて育てる」トレーニングの実施を検討したいと思っています。今回受講してくれた社員には、学んだ知識を使って、職場で積極的に発言ができるようになっていたり、アウトプットへの意識を高めてくれたら嬉しく思います。
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